暑い夏がようやく過ぎ、急激に寒い冬を迎えていますが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
昨年4月に行われた区議会議員選挙へは「ともに荒川の明日をつくろう」と声を上げ、社民党・新社会党の推薦をいただき橋立けいこ候補者を擁立し戦いましたが1,183票という温かいご支援をいただきながら次々点という結果に終わり、残念ながら区議会の議席を得ることが出来ませんでした。
選挙戦では次の政策を掲げ実現を図りたいと訴えました。
① 安心して子育てができる荒川に
- 待機児童の解消、保育の質を低下させず、保育園民営化にはガイドラインを作らせます。
- 子育て中の家庭支援の予算を増やします。
- 学童保育の基準緩和に反対します。
② 誰もが大切にされる荒川に
- 在宅での介護・医療の連携を充実させます。
- 特養ホームやデイサービス施設などの拡充と利用しやすい環境をつくります。
- 空き家を活用した区民交流の場をつくります。
③ 自然と共生できるまち荒川に
- 区民の声がいかされる再開発の仕組みを作ります。
- 原発の再稼働に反対し自然エネルギー利用の助成制度拡充をめざします。
- まちなかに緑を増やす活動を支援します。
④ 安全安心のまち荒川に
- 水道民営化に反対します。
- 災害に備えるまちづくりをすすめます。
- 避難所の整備と女性、障がい者など災害弱者の視点を生かした防災環境の整備をします。
⑤ 働く人や中小企業が元気なまち荒川に
- 8時間働けば生活できる賃金を、最低賃金を引き上げるよう働きかけます。
- 中小零細企業の経営の安定と事業承継への支援をはかります。
⑥ 平和憲法を暮らしに活かす荒川に
- 基本的人権の尊重を・戦争をしないさせない社会をめざします。
- 弱いものの権利をふみにじらせない社会をめざします。
議席を得ることは出来ませんでしたが、これからも地域の課題を見つめ、住みよいまちにするために行動してまいります。
皆様のあたたかいご支援に心から感謝申し上げます。
今後橋立けいこ後援会の「橋立けいこと明日をつくる会」は「ともに荒川の明日をつくる会」に一本化します。よろしくお願いします。また、折々の活動内容はホームページに掲載して参りますので、ごらんいただき、ご意見をいただけるとありがたいです。

◉ いきいき荒川
- 生活クラブ生協ACTの補助金を受けて7月~第4水曜日(原則)に活動しています。
7/31大根餅作り、9/25チャレンジ脳トレ、10/23おやき作り、11/27日ポチ袋作りとゲーム開催。
- 今後とも継続して活動していきますので、関心のあるかたはご参加ください。
開催日時場所はメールアドレスをご通知いただければ、メールにてお知らせします。
近隣の方にはチラシでお知らせしています。
◉ 平和憲法を守る荒川の会への参加
学習会や見学会に会員として参加しています。
◉ 部落解放荒川区民共闘会議会員として活動へ参加
◉ ふれあい会食への参加
さつき会館で毎月行われているふれあい会食会に参加しています。
◉ やさしい街づくり会への参加
会員として地域のバリアフリー調査やバスハイクなどに参加しています。
◉ 荒川フリーマーケット実行委員長として活動
暮らしやすい荒川誰もが大事にされる荒川に
① 10月、台風によって水害が各地で起きました
荒川区もハザードマップがありますが、危険が迫ったとき、どこへ避難するかなど今後調べていきたいと思います。
地震だけでなく水害についても区がどのように想定しているか調べていきたいと思います。
- 手助けが必要な人を地域でどれだけ把握しているのかも大事です。
- 避難マニュアルはどうなっているか・・いつ誰が被災者になってもおかしくない現状です。点検していきたいと思います。
② 日暮里ひろば館廃止→日暮里ふれあい館(東日暮里保育園跡地)建設
10月28日の説明会では
- 東日暮里保育園跡地には日暮里ふれあい館と民間保育園(100名定員)建設(2022年4月から開館)
- 現日暮里ひろば館の機能として防音室がありますが、ふれあい館でも防音室を要求しています。また、会議室数は今のひろば館の数を満たすようですが、指定管理者の独自事業と今までの利用者との調整が必要と思えるので、使い勝手が悪くならないよう要求していきます。
- 日暮里ひろば館の2023年以後の利用計画を調べていきます。
③ 西日暮里駅前再開発
高さ180メートルもの超高層のビルを建て、コンサートホール等を設ける計画は地域の活性化に役立つのでしょうか?
計画地は元々道灌山中学校の跡地があり、ひぐらし保育園や高齢者サービスセンター、地域包括センターなどもあって区有地を含んでいます。それらの施設はどうなってしまうのでしょうか。1000戸もの住宅を建てる計画といいますが、暮らしへの様々な対応は考えられているのでしょうか。地域に住んでいる方々からは再開発地域見直しを求める意見もあるようです。
現在環境影響評価書が作成され、区役所等で見ることができます。説明会では、ビル風について質問がありましたが植栽やひさしで防げると説明。本当に防げるのか疑問です。また自転車置き場は居住者用1,900台、その他施設利用者等用1,900台の合計3,800台が止められると。高層ビルの基礎は地下20mの江戸川層まで届くように作り、強固なものにすると説明しています。
地域の活性化に超高層のビルを作って、サンパール荒川があるのにホールを作れば、にぎわいが作れるというのでしょうか。
総事業費約1,000億円(うち補助金が250億円)、大ホールの建設費は190億円この部分は全額区の負担です。
荒川区は災害危険度が都内で一番高いので、こちらへの対策が急務です。
安全なまちをつくることこそ優先すべきで、暮らしを脅かす再開発であってはならないと思います。


支援ご支持いただいた方々から
ラグビーの魅力と差別
ラグビーのことなど、何もわからない私が、少しだけ興味を持ったのは、大阪の朝鮮高校のラグビー部の青春を描いた「60万回のトライ」という映画の試写会を見たのがきっかけだった。その時、ラグビーについて解説してくれた早稲田の監督の話の中に「ラグビーは試合中には監督はその場にいてはいけない、客席から観戦する。試合に関してはすべて、選手たちに任せることで、選手を成長させるのだ。」という言葉があり、感動した。
今年、日本初のラグビーワールドカップが行われた。そこでまた、驚いたのは、選手の中にはいろいろな体格の人が居てそれぞれが役割を果たすと言うこと。また、選手は様々な国籍の人が集まり、多様性が実現されていると言うこと、そして、試合が終わればノーサイドだ。。
今年の地方選で、私は久しぶりに選挙に関わった。候補者の橋立さんは三河島の駅頭ではこの近くに朝鮮学校があること、そして差別されている事を堂々と訴えてくれた。こういう候補者とともに選挙戦ができたことを誇りに思う。
ちなみに映画のタイトル60万回は、在日コリアンの数である。「60万回のトライ」と、南アフリカのアパルトヘイトを扱った「インビキタス」の上映会をやりたいな。募る同志。
平和憲法を守る荒川の会 代表
森本孝子
政治の私物化に反対し、憲法を活かして未来をつくろう!
社民党の活動に対しまして皆様の大きなご支援とご協力に心から感謝を申し上げます。
安倍政権による政治・公金の私物化、政権にとって都合の悪いことは隠蔽、公文書廃棄・改竄、国会軽視、マスコミ操作、これらがますます明らかになっています。「桜をみる会」「大学共通テスト」「原発再稼働」「森友・加計学園」「自然破壊の辺野古新基地建設」「武器の爆買い」、「台風被害者への不十分な保障援助」。「戦争に巻き込まれかねない中東オマーン沖への派遣検討」、一方で庶民に多大なる負担を強いる消費増税の実施。私たちは、これら憲法を軽視した政治を多くの市民とともに批判し反対行動をしてきました。改憲ではなく、憲法の理念とルールで国政、自治体行政をすべきです。憲法を活かし、私たちの生活を守り向上させるために皆様と一緒に闘います。
社会民主党荒川総支部 代表
坂本 繁夫
差別を許さず
天皇即位からの一連の、こぞって祝賀ムードをあおるメディアの報道に違和感を覚えたのは私だけでしょうか。「よい血統」「よい家柄」の頂点としてある皇室。「貴族あれば賤族あり」と、部落解放運動の父松本治一郎が喝破したように天皇制こそ身分(出自)による差別の元凶なのに、そのことが語られない「空気」が恐いです。
一方、今ネット上では部落差別やヘイトが深刻化しています。先日、東京都内に住む老夫婦が京都南丹市の市役所を訪ね、娘の結婚相手の住所が被差別部落かどうか教えてほしいと聞くという事件が起きました。「インターネットで調べたら部落だと載っていたから」と。他にも同じような事例が発生しており、鳥取ループのネット版「全国部落調査復刻版」(全国の被差別部落の所在地を掲載)が新たな差別を生んでいることは明らかです。こうした差別を決して許さないと、今、私たちは全国の仲間247名が原告となり裁判を闘っています。この裁判に注目し、ぜひご支援を!
部落解放同盟東京都連合会荒川支部
小野崎佳代